2011年8月3日水曜日

終了編=そして、1カ月が経った

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● goldcoast.com.au
http://www.goldcoast.com.au/article/2011/07/02/329371_gold-coast-marathon.html



Quirk sprints in for 4km Dash win
Jessica Huxley | July 2nd, 2011

Nozomi Tahaka and Calvin Quirk won the 4km Junior Dash at the Gold Coast Airport Marathon. Pic: Brendan Radke
Related Links


●Pictures: Gold Coast Marathon Junior Dash 2011

GOLD Coast's Calvin Quirk ran the the third fastest time recorded in history for the 4km Junior Dash at the Gold Coast marathon this morning.
The national 3000m track champion ran the course in just 13 minutes and 7 seconds, proving he has what it takes to break into the big league when he turns 15 next year.
''I really enjoy running and training with friends and am really happy about my result,'' he said.
''For now I am just really enjoying it and am not taking it too seriously until I'm a bit older.''


Japanese runner Nozomi Tanaka, 11, took out the female title in the 4km Junior Dash in 14 minutes, 26 seconds, running in the footsteps of her mother Chihiro, who recently won the prestigious Senshu marathon.
Nozomi and her family are in Australia especially for the event and will return home on Tuesday.
''I didn't realise I had won until people started taking my picture,'' she said.
''I am so happy to win in Australia my training with my family and friends has paid off.''
Nozomi said she wants to buy a toy koala and Australian books to commemorate her win.

Kye Wilde ran second in the boys 4km dash, in 13:32, with Jack Tiernan third in 13:42.

Caitlin McQuilkin-Bell was second in the girls in 14:37, ahead of Kaitlyn Price (15:10).

The 2km junior dash for boys was won by Kobi Rutherford in 6:43, with Lachlan Jones second (7:14) and Malachi Berlowitz third (7:25).

Katrina Robinson was the first girl and the second overall to cross the line in the girls' 2km dash, winning in 6:54, with Jazmin Smith second (7:36) and Christabel Kingdon third (7:48).



 そして、1カ月がたった。

 GCマラソンがいまの形で運営されたのは昨年のこと。
 土曜日曜に分けて行われて、各レースのコースが確定し、ゴールの位置とそのアプローチが定められ、表彰式に常設ステージが使われて、といった今年のスタイルは昨年取り入れられたもの。
 はじめはJALがこのマラソンのメインスポンサーであったが、撤退してからいろいろ紆余曲折があった。
 ゴールドコーストマラソンという名前が使えず、GCシテイマラソンという名で行われたり、会場がランナウエイベイのスポーツセンターになったり、ローラースケートのレースが合わせて行われたりといろいろであった。

 長いGCマラソンの歴史のなかで最初に流れた優勝者の国歌
は何だと思いますか。
 それは「君が代」
 昨年のことである。
 昨年、新たに作られた常設ステージではじめて優勝者の国歌が演奏された。
 吉田香織が優勝したことによってブロードウオーター・パークランドに君が代が響いた。
 男子はケニヤであったが、レデイーファーストで表彰式は女子が先に行われたのである。
 よってこの大会はじめての国歌が日本国歌になったわけである。
 昨年は何しろ1位から3位まで、ジャパンジャパンジャパンとなり表彰台独占してしまった。
 この時のビデオか下記のサイトで見られます。

http://www.youtube.com/watch?v=bcYU-ARGy48


 このとき流れる君が代がコールドコーストマラソン史上はじめて鳴り響いた優勝者国歌です。
 そこをちょっと覗いてみると、現在「118回再生」と出てくる。
 1年1カ月でこの動画が再生されたのが「118回」ということになる。


 今年の女子マラソンの表彰式を見てみる。
 優勝者はエチオピア。
 そして3位が田中千洋。



 ちょうど1カ月で、「28回再生」と出てくる。
 2位に入ったのが地元クインズランダーなので視聴者も多い。
 

 今年の日本人唯一のチャンピオンは4kmジュニヤダッシュの田中のぞみ。
 こちらのアドレスになります。

http://www.youtube.com/watch?v=PmaCRK_OTw4


 そしてこれを覗くと「140回再生」と出てくる。
 昨年のマラソン女子表彰式は118回ですから、それをたったの1カ月で抜きさっている。
 1年1カ月の再生回数を悠々と見下すほどになっているのである。
 恐れ入谷である。

 もちろん、これ単純に比較はできません。
 というのは、4kmダッシュの表彰式は女子だけでなく男子も収録されており、よって6人が登場する。
 さらには、田中のぞみを除けば、他の5人はすべて地元の少年少女ということで人気も高い。
 よって再生回数がグーンと大きくなるのもうなずけることである。
 
 がしかしである。
 この動画の主役は間違いなく田中のぞみだということである。
 再生するたびに小柄の女子がチャンピオンとして登場する。
 周りはすべて中学生。
 その中での唯一の小柄な小学生。
 あきらかに目立つ。
 「はて、この日本の少女は?
と視聴者が気に止めることになるのは間違いない。
 つまり、「スターの卵」なのである。
 憂いの漂う顔立ちは「和系美少女」に分類されるだろう。


 ついでのもう一つ。
 4kmダッシュのスタートシーンを覗いてみる

http://www.youtube.com/watch?v=Lqb2YmhxJJ8


 こちらは「186回再生」。
 表彰式を50回近く上回っている。
 「うちの子が映っている!!!
と、いったところだろうか。

 さて、1年後にはこの再生回数はどう変わっているだろうか。
 気になるところである。
 そして楽しみになるところである。


 
<アッチコッチ脱線してしまいましたが、これをもって
「ゴールドコーストマラソン:Gold Coast Marathon 2011」
は終了します。
 なを、「Master Chef」は来たる日曜日が最終回になります。>





[◆ マスターシェフ:最終編]

 いよいよ8月7日日曜日がやってきました。
 今日がマスターシェフの頂上対決です。
 勝ち残ったのはこの二人、ケイトとマイケル。



 最終回はステージ3まであります。
 まずはステージ1。



 20点満点ですが、「15:17」の得点でマイケルがリードします。

 ステージ2は40点満点の審査。
 マイケルが「31点」をとり、「15:48」となります。
 さて、ケイトの得点は?



 ケイトが「36」点を獲得して逆転。
 「51:48」
 そして、ファイナルステージへ。

 ここでテレビは1時間のお休み。
 その間、私はシャワーを浴び、バッテリーの充電をしています。
 あと10分ほどで、テレビが始まります。

 テレビが始まりました。
 でも充電が完了していない。
 もつかな。

 最終ステージは「雪ダルマ対決
 これも40点満点の審査。
 よって合計100点満点で競います。
 さて、「雪ダルマ」とは何か?





 制限時間は3時間。
 「はーい、クイジン」



 その雪だるま合戦に勝利したのはこの人。
 そして「2011年オーストラリアマスターシェフ」は。



 最終得点は「87:82」でした。

● NICHOGO PRESS 9月号より

【オマケがつきましたが、これで本当に終了です】





[◆ シテイ・ツー・サーフ 2011]
 でも本当に終了しなかった。

 マスターシェフの1週間後に「シテイツーサーフ」が行われたのだ。
 オーストラリアで最も古い最大のランニングフェステイバル。
 シドニーのcityからボンダイbeachまでの14km。


NICHOGO PRESS 2011年8月14日
http://nichigopress.jp/ausnews/sportsnews/26316/

City2Surf、ビクトリア州のアダムズ優勝
車椅子チャンプも初の車椅子完走

 シドニー市内ウィリアム・ストリートとカレッジ・ストリートの交差点からボンダイまでの道路にボークルーズの「心臓破りの坂」を含む14kmを走り抜く、2011年City2Surfファン・ランに今年は記録的な8万5,000人が走った。

 今年のファン・ラン優勝者は、下馬評の高かったマイケル・シェリーさんを破り、VIC州在住のリアム・アダムズさんが41分9秒という非公式記録で優勝した(訳注:報道時点で公式記録は未発表)。
 アダムズさんとシェリーさんは、抜きつ抜かれつのままボンダイの町並みに走り込んだが、決勝点直前でアダムズさんがシェリーさんを引き離して先行、僅差で勝利を手にした。
第3位にはマーチン・デントさんが入っている。

 女性部門は、SA州アデレード在住のジェシカ・トレンゴーブさんが非公式47分30秒を僅かに切る記録で優勝した。

 このイベントの歴史で初めて、エリート車椅子アスリートがグループでトップ出走した。
過去2回のパラリンピックで優勝しているカート・ファーンリーさんが非公式記録33分3秒で部門優勝した。

 (訳注:ニューカッスル在住のカート・ファーンリーさんは、ニューヨーク・マラソンも車椅子で4回出場している。生まれつきの脊椎損傷で足が不自由なファーンリーさんは、2009年11月には、男性の保健問題提唱団体「beyondblue」と「Movember」への一般社会の認識を高めるため、パプア・ニューギニアの日豪激戦地ココダ・トラック96kmを両手で歩き、11日間で走破した。この快挙は当時メディアでも大きく取り上げられ、インタビューで「60年前にここをたどった兵隊の苦労に比べればまだたやすい。私は家に帰れるが、彼らには家に帰るチャンスもなかった」と語っている)。(AAP)


 マイケル・シェリーとリアル・アダムスのゴール前の死闘は下記のyoutubeで見られます。

City2Surf 2011



 赤シャツがマイケル・シェリー、昨年のこのレースの優勝者。
 すなわち現チャンピオン。
 ちなみに、4kmダッシュの表彰式で田中のぞみに優勝トロフィーを手渡したのが、このマイケル・シェリーである。
 黒シャツがリアル・アダムス。
 レース中にときどき出てくるオジサンがオーストラリアのマラソン英雄「ステーブ・モネゲテイ」
 下はyoutubeを短縮したものである。



 ゴールドコースト最大のランニングイベントはもちろんゴールドコーストマラソン。
 では州都ブリスベンはというと、ブリスベンマラソン?
 いえちがいます。
 ブリスベンマラソンはサウスバンクをスタートゴールとしてブリスベン川の此岸と対岸に設けられた遊歩道を2往復するカントリーレースです。

 「Bridge to Brisbane:ブリッジ ツー ブリスベン」
 これが最大のランニングイベント。
 今年は9月11日開催。
 公式ページは
 http://www.bridgetobrisbane.com.au/
 





【さらなるオマケがつきましたが、これで本当の本当に終了のはずです】





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  だが、やっぱり終わらなかった:4カ月後
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 これみた瞬間「ドキーン」。
 ウソだろう。


ロケットニュース 2011年11月11日
http://rocketnews24.com/2011/11/11/151884/

歌うヒューマノイドがほっぺたプルプルでめちゃめちゃカワイイ!

 2011年11月9日から4日間の日程で開催されている「2011国際ロボット展」。
 世界最大級のロボット見本市とあって、会場の東京・ビッグサイトには日本の内外から272社(団体)が出展している。
 製造部門のロボットは、従来のものに比べて、よりスピーディで繊細な動きを実現しているようだ。

 一方、最近需要が高まりつつあるサービス分野のマシンは、ロボットでありながらも癒しと温もりを与える存在へと、進化しつつある。
 特に、容姿については一昔前のロボットとは、随分異なり可愛らしいものさえ見受けられる。
 なかでも、歌って踊れるヒューマノイド「HRP-4C 未夢(ミーム)」(以下:未夢)は、本当にカワイイのだ。
 あまりに整った顔立ちに、男性であればおそらく一瞬「ドキッ!」とする感覚を禁じえないはず。

 このロボットは正式には「サイバネスティックヒューマン」と呼ばれている。
 人間に近い外観を持ち、人間に極めて近い歩行や動作ができ、また音声認識などを用いて人間と相互作用できるヒューマノイドロボットだ。
 独立行政法人「産業技術総合研究所」が開発したもので、現在運動制御技術を高めると共に、コンテンツ開発支援事業を進めている。

 未夢はすでにさまざまなイベントに参加しており、2009年にはファッションショーに参加。
 2010年にはデジタルコンテンツEXPOで歌と踊りを披露した。
 国際ロボット展の会場でも、ボーカロイド「初音ミク」の楽曲に合わせての歌唱(歌真似)し、来場者たちを釘付けにしたのである。

 彼女は平均的な青年日本人女性の姿をモデルにしているとのことだが、メタリックな見た目に反して体重は意外に軽い。
 身長158センチ、体重43キロ。
 この重さはバッテリーを含んでいるので、バッテリーを抜けば平均的な女性よりも軽い可能性もある。

 とにかく、ロボットとは思えないほど豊かな表情をしており、ほっぺたはプルプルなのだ。
 現段階で、ここまで人間に近い女性の姿を再現できたということは、もしかしたらこの先はさらに女性の姿に近づくのではないだろうか。
 いや、むしろ本物の女性を越える存在になるのか……。
 いずれにせよ、さらなる進化が非常に楽しみである。


 


 [GC Marathon 2011] 



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2011年8月2日火曜日

放火編=クーンババ、ブッシュファイアー

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● Coombabah Lakelands Consevation Area


● Bush-Fire


 「放火」、なんともぶっそうな言葉が出てきた。

 クーンババへ行った。
 駐車場から入ったところにウオークデッキがある。
 下は湿地帯である。
 夏場は乾くが雨季は池というか沼のようになる。
 木々の間を縫って、堅木の厚板が敷かれたデッキが2,300mほど続いている。
 鳥の声が聞こえて気分爽やかなデッキ散歩ができるところである。
 それを楽しみに、ちょくちょく出かける習慣になっている。
 いろいろな鳥にあえる。
 3種類のオーストラリアムシクイ、クレナイミツスイ、ヒガシキバラビタキ、ホウセキドリ、フヨウチョウなどなど。

 が、である。
 踏み込んだ向こうに宣伝ビラが散乱している。
 なんとなく焦げ臭い。
 近寄ってみる。
 なんとまあ、誰かがここで焚火をしたらしい。
 下は木である。
 ということは放火ということになる。



 板の突合せ部分は舟型に燃えている。
 そこから下を覗いてみると、板を支えている根太は左右に分かれるほどに燃え尽きている。
 デッキは上よりも下のほうが燃焼被害が大きいようだ。
 この部分の根太は交換しないと危ないだろう。
 このデッキ、半月ほどまえにペンキの塗り替えをやったばかりで、新品同様に蘇っているのに。
 なんてことを。

 更に進んでみる。
 煙が流れてくる。



 おおう、デッキ横の草むらが燃えており、2,3本の木からはいまだに煙が立ち上っている。
 燃えた広さは長さ50mの幅20mくらいで、1000平米、300坪くらいか。
 この部分は湿地帯の途切れた部分で、枯れた草が堆積していたところである。
 それに火がついたらしい。
 ここだけなら、誰かがタバコのポイ捨てをやって野火(ブッシュファイアー)になったということになるが、放火状況を見たあとでは明らかにこれjは火付けである。



 今は冬場なので延焼のおそれはないが、しかし、恐ろしいことをするものである。

 グルリと散歩を終えて、もう一度そこを通ったら、ゴールドコースト市役所の人がビニール袋に燃えカスを集めていた。
 放火の証拠物件ということだろう。
 「何か、見たか」
と聞かれたが、首をすくめただけである。


● 片付けられたデッキ:2個所焼けている。

 時間的には昨夜のことだろう。
 ゲートは午後6時に閉まる。
 そのあと、入り込んで火のイタズラをしたということになるのだが。



 帰りにはハーバータウンへよって、早めの昼食をとってから映画を見る。
 「ハリー・ポッター」。



 
 3Dである。
 $11プラス3Dメガネ$3の計$14。


 No.12シアターは250人位入れる大きさがあるのだが。
 観客は12人だった。
 まあ、いつものことだが。

 ハリー・ポターの感想はというと。
 確か作者は、大人にも楽しめる童話、ということで書いたと言っていたが、映画のラストシーンは完全にハッピーエンドの子ども用になっていた。
 よって、述べるべき感想は「なし」である。




 [GC Marathon 2011] 



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