2011年8月2日火曜日

放火編=クーンババ、ブッシュファイアー

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● Coombabah Lakelands Consevation Area


● Bush-Fire


 「放火」、なんともぶっそうな言葉が出てきた。

 クーンババへ行った。
 駐車場から入ったところにウオークデッキがある。
 下は湿地帯である。
 夏場は乾くが雨季は池というか沼のようになる。
 木々の間を縫って、堅木の厚板が敷かれたデッキが2,300mほど続いている。
 鳥の声が聞こえて気分爽やかなデッキ散歩ができるところである。
 それを楽しみに、ちょくちょく出かける習慣になっている。
 いろいろな鳥にあえる。
 3種類のオーストラリアムシクイ、クレナイミツスイ、ヒガシキバラビタキ、ホウセキドリ、フヨウチョウなどなど。

 が、である。
 踏み込んだ向こうに宣伝ビラが散乱している。
 なんとなく焦げ臭い。
 近寄ってみる。
 なんとまあ、誰かがここで焚火をしたらしい。
 下は木である。
 ということは放火ということになる。



 板の突合せ部分は舟型に燃えている。
 そこから下を覗いてみると、板を支えている根太は左右に分かれるほどに燃え尽きている。
 デッキは上よりも下のほうが燃焼被害が大きいようだ。
 この部分の根太は交換しないと危ないだろう。
 このデッキ、半月ほどまえにペンキの塗り替えをやったばかりで、新品同様に蘇っているのに。
 なんてことを。

 更に進んでみる。
 煙が流れてくる。



 おおう、デッキ横の草むらが燃えており、2,3本の木からはいまだに煙が立ち上っている。
 燃えた広さは長さ50mの幅20mくらいで、1000平米、300坪くらいか。
 この部分は湿地帯の途切れた部分で、枯れた草が堆積していたところである。
 それに火がついたらしい。
 ここだけなら、誰かがタバコのポイ捨てをやって野火(ブッシュファイアー)になったということになるが、放火状況を見たあとでは明らかにこれjは火付けである。



 今は冬場なので延焼のおそれはないが、しかし、恐ろしいことをするものである。

 グルリと散歩を終えて、もう一度そこを通ったら、ゴールドコースト市役所の人がビニール袋に燃えカスを集めていた。
 放火の証拠物件ということだろう。
 「何か、見たか」
と聞かれたが、首をすくめただけである。


● 片付けられたデッキ:2個所焼けている。

 時間的には昨夜のことだろう。
 ゲートは午後6時に閉まる。
 そのあと、入り込んで火のイタズラをしたということになるのだが。



 帰りにはハーバータウンへよって、早めの昼食をとってから映画を見る。
 「ハリー・ポッター」。



 
 3Dである。
 $11プラス3Dメガネ$3の計$14。


 No.12シアターは250人位入れる大きさがあるのだが。
 観客は12人だった。
 まあ、いつものことだが。

 ハリー・ポターの感想はというと。
 確か作者は、大人にも楽しめる童話、ということで書いたと言っていたが、映画のラストシーンは完全にハッピーエンドの子ども用になっていた。
 よって、述べるべき感想は「なし」である。




 [GC Marathon 2011] 



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