● ペンギンをゲットしてご満悦のオッサン
「Woolworth」というスーパーマーケットがある一番近いショッピングセンターはハーバータウン。
今日は7月31日の最終日曜日。
日本の会計年度は1月から始まり、12月末で終る。
よって、サラリーマンには年の暮に年末調整があり一喜一憂する。
自家営業者は大晦日で帳簿を締めて、3月末までに確定申告をすることになる。
こちらはそれが7月1日から6月30日という会計期間になる。
よって6月に入ると「ザ・セール」が始まる。
ストックセールで在庫の売り尽くしということになるが、とはいえすべて売れ切れるということはない。
多くの売れ残りが出てくる。
何しろ鉱物資源と農産物を輸出して、あとはほとんどすべて輸入という経済構造。
人件費がとてつもなくバカ高い。
こんな賃金でよくやっているよとホトホト関心するほど。
まともなことでは世界とは太刀打ちできない。
高賃金とインフレの悪循環から抜け出せないで、じわじわと首が締まってきている。
今は中国の上に乗っていて、なんとかかんとかやっている。
昔、
「親亀の背中に子亀を乗せて、子亀の背中に孫亀乗せて...親亀こけたら皆こけた♪♪」
という歌があった。
現在のオーストラリアは
「親亀の背中に豪亀乗せて、親亀コケたらペッシャンコ」
という状況になっています。
残った品物をさばかないと次の輸入ができない。
そのため、7月に入っても、ダラダラとしまりのないセールが続くことになる。
それも今日で終る。
8月に入ると、飾り付けが春あるいは夏モノへと変わっていくからだ。
今日はよって叩き売りの日になる。
そして日曜日、ワッツと客が集まってくる。
でもロクなものがない。
なにしろ輸入元が限られていて、どこでもおんなじものが売られているからだ。
ただ、値段の違いだけが勝負のマーケテイングである。
それでもここはアウトレットと銘打っているだけ救いがある。
さて上のオッサン、ペンギンのぬいぐるみを小脇に抱えてご満悦。
ほとんど、捨て値といった値段で買ったのではないでしょうか。
これきっと「子どものために」と思われるかもしれませんが、見ていたら子どもはおらず、奥さんがいただけ。
通常、こういうところにはファミリーで来るのがこちらの習慣。
ということは、このオッサンが自分用に買ったのだろうか。
日本で「ペンギン」というと石垣島ラー油。
こちらではペットブームのようです。
『
らばQ
http://labaq.com/archives/51640300.html
』
ペンギンをペットとして飼うわけにもいかないのでぬいぐるみで我慢するか、といったところでしょうか。
そういえば、最近南極大陸から皇帝ペンギンがニュージーランドにたどり着いたというニュースがありました。
● [追:2011/08/24]元気になったペンギン
そしてこのペンギン、ついに南極に戻されました。
『
TBS ニュース 2011/09/04 に公開
』
ペンギンの次はオオカミ。
「オオカミ戦士」というプリントのジャケットを着ている若者woolworthの前にいた。
ネットで「オオカミ戦士」で画像を検索してみたのですが、出てきたのがこれ。
何かちがうんだけど。
これ、どうやって手にいれたんだろう。
今日もまた、全く無関係な話でした。
今日、日曜の夜はいつものように「Master Chef」.
女性3人、男性1人の4人がファイナルにコマを進めています。
『
』
[GC Marathon 2011]
_